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届けたいお客様へピンポイントで情報配信!LINE公式の【セグメント配信】

LINE公式機能【応用編】

LINE公式ではビジネスに有用な機能が多数搭載されていますが、その一つとしてセグメント配信をすることができます。メール配信をするときには有用な手法として知られていますが、LINE公式ではどのようにしたら使うことができるのでしょうか。この記事ではLINE公式の応用方法としてのセグメント配信について基本的なところから、実際の使い方まで紹介します。

セグメント配信とは

セグメント配信とはリストに登録されているユーザー全員ではなく、特徴づけられた一部のユーザーにのみメールを配信する方法です。全ユーザーをセグメントに分けていき、該当する条件を満たしている人にだけ配信するというのがセグメント配信の基本的なやり方です。

例えば、年齢が20代の人だけにする、男性のみをターゲットにする、リストに登録されてから6日以下の人は除外するといった形でセグメントに分けて配信します。このようにしてターゲッティングをすることで特定の条件を満たしている人にだけ情報を発信することができるのが特徴です。

つまり、女性限定でクーポンを発行したいというときには女性のみにしてセグメント配信をすれば良いということになります。こうすれば女性は限定クーポンをもらった喜びで商品購入をしてくれる可能性が高まるでしょう。男性としては女性だけが優遇を受けたということがわからないので不満に思うことがありません。

登録後6日間限定クーポンを発行するなど、条件を変えた様々なアプローチでマーケティングができます。また、年齢や性別によって欲しい情報が異なることもよくあります。

セグメントに分けて配信することによって、誰もが的を射た必要十分な情報だけを配信してもらうことができて満足度が高まるのもメリットです。

LINE公式では絞り込み配信を使う

ラインアットではセグメント配信をするのに絞り込み配信を使用します。まず、配信先のオーディエンスを設定することから始めます。配信先をすべての友だちではなく絞り込みに変更し、オーディエンスを追加してフィルターをかけることによりセグメント配信をするというのが基本です。

①「オーディエンス」を選択

②「オーディエンスタイプ」から選択する

③「オーディエンス名」を他と区別しやすくするために付ける

ただし、最終的にできたセグメントに100人以上のユーザーがいないと配信できないので注意しましょう。 オーディエンスとは送信リストの母集団に相当するもので、ユーザーIDを指定したり、過去に配信したメッセージのリンクをクリックした人を対象にしたり、チャットでタグ付けをしたユーザーをターゲットにしたりして作成することが可能です。

オーディエンスを作成したら、メッセージ配信の画面からオーディエンスを追加します。複数のオーディエンスを選択することも可能で、一つずつ含めるか除外するかを選択することが必要です。

①「メッセージを作成」を選択

②「絞り込み」を選択

③「+オーディエンスを追加」を選択

次に属性でセグメント分けをするためにフィルターを設定します。フィルターを追加をクリックし、プルダウンで何を使って配信先の条件を決めるかを選び、その項目について具体的な条件を選びます。LINE公式ではユーザーのみなし属性によって判定された性別、年代、居住地、OS、友達になってからの期間という5つの項目を使ってセグメントに分けることが可能です。この中から複数の項目を選んでフィルターをかけても問題はありません。20代と50代の女性で、利用しているOSがAndroid、東京か埼玉が居住地といった形でセグメントを定めることができます。なお、属性を指定しなかった場合にのみ属性不明のユーザーにも配信されるようになります。

まとめ

《セグメント配信を使って効果的なアプローチをかけよう》

LINE公式では絞り込み配信の機能を使うことでセグメント配信ができます。オーディエンスを作成して属性によるフィルターを設定することによりセグメントを作れば、条件を満たしているユーザーにだけ配信することが可能です。訴求力のあるメール配信をする上で重要な機能なので、上手に活用してユーザーに効果的なアプローチをかけましょう。 

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