プレミアムIDとは?
SNSのコミュニケーションアプリとして人気のLINEは、気軽にメッセージのやり取りや情報の取得ができることで世代を問わず多くの人に利用されています。
LINEは無料で登録した状態でも使えますが、企業やお店の宣伝目的で利用する場合、特定のサービスに有料登録をすることでより便利に活用することが可能です。そこで今回は、LINEのプレミアムIDの概要や料金について解説していきます。
ベーシックとプレミアムの違い
コミュニケーションアプリのLINEは個人間でメッセージをやり取りするだけでなく、ライン公式を作成することで様々な情報の発信ができるようになります。
この公式アカウントは、大きくベーシックとプレミアムの2種類に分類されているのが特徴です。一見するとどちらも同じように感じられますが、ベーシックIDが無料で使えるのに対して、プレミアムIDの取得には年額1200円の費用が必要となります。この説明を読んでお金を払うくらいなら無料の方がお得と感じた人もいるかもしれません。
しかし、プレミアムプランにはベーシックプランにはない、年額費用に見合うだけのサービスが用意されています。その一つが独自の設定です。
ライン公式アカウントでは、登録時に3桁の数字と5桁のランダム英字で組み合わさったIDが与えられます。ベーシックプランではこのIDを変更することはできませんが、有料のプレミアムサービスに登録しているユーザーは自由に変えることができるのです。独自のID設定は、個人としての利用はもちろん、企業や店舗が自社の宣伝でユーザーに覚えてもらいやすいというメリットを得ることができます。
プレミアムIDの登録方法
プレミアムIDを取得するには、決められた手順に則って手続きを進めていかなくてはいけません。
ネットから最初にライン公式アカウントマネージャーのページにアクセスをして登録したメールアドレスやパスワードを入力してログインをします。まだアカウントを持っていない人は、先にアカウント登録を行わなければいけません。
ログインができたらアカウントリストに表示されている中からプレミアム登録をしたいアカウントを選択した後、右上にある設定ボタンをクリックします。表示されたページを下にスクロールしていくとプレミアムIDを購入するという項目が出てくるのでクリックをして支払い方法を選択すれば完了です。
支払い方法はLINEが独自に管理している決済サービス、もしくはクレジットカードの2種類から選ぶことができます。支払い方法は登録後でも変更は可能です。
設定をする上での注意点
ライン公式アカウントのプレミアムIDは、自分の好きな文字列で設定ができるのがメリットです。しかし、いくら自由と言ってもいくつかのルールが設けられています。まず基本となるのが言葉の種類で、登録できるのは半角英数字だけです。日本語はもちろん、大文字の英数字も使うことはできません。
使用できる記号はドット、ハイフン、アンダーバーの3種類です。他のユーザーの目に留まるものなので、公序良俗に反する表現や自分以外の人間が使っていると誤認させるアカウント名も禁止となります。
また、アカウントの重複は認められていないので、前述したルールを順守していても、希望するアカウントがすでに他の人に使われていたら使用できません。プレミアムIDは一度登録をしてしまうと変更することができない仕組みとなっています。決定をする前にスペルのミスがないかについて確認しておくことを忘れてはいけません。
ユーザーに覚えてもらいやすいアカウントにする
プレミアムIDのサービスは、ベーシックプランでは覚えてもらい難いランダムに配布されるIDを分かりやすくすることが主な目的となります。
せっかく自身で設定できるのに複雑なアカウント名で登録をしてしまうと本末転倒です。ユーザーにすぐに覚えてもらえて気軽に検索で見つけられるアカウント名を意識することが重要となります。