DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)をLINEで最大化|成約率を高める見込み客へのアプローチ
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)とは
見込み客をターゲットにするマーケティング手法のことです。不特定多数の相手ではなく、宣伝に対して反応のあったユーザーに直接商品を販売するため、高い効果が期待できます。その歴史は長く、1880年代にアメリカで誕生しました。日本では、1990年代に中小企業の間で取り入れられており、現在でも多くの企業で使われている施策です。
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の3ステップ
集客
まずは、リストによる集客をし、見込み客の情報収集を行います。マスマーケティングと大きく異なる点は、自社の製品やサービスに興味を持っているユーザーだけを見込み客にすることです。
※リスト=名前・住所・メールアドレスなどの個人情報
「プロアクティブ」では、CMでユーザーに自社製品を認知拡大させ、無料のトライアルセットで集客を行っています。
価値提供(教育)
次に、見込み客への情報配信が重要になります。自社の製品やサービスの魅力、お得なキャンペーンを継続的に発信することで、ユーザーの顧客関心を高めることが大切です。商品に対する価値を知ってもらうこと、信用を構築していくことで、親しみやすさを感じてもらえるようになります。
「ベネッセ」では、無料のプレゼントから集客を行っています。教育情報が掲載されているメルマガなどを使い、価値提供(教育)をしています。
販売
商品知識を持った人に対してセールスを行うため、成約率(購買率)は他のマーケティング手法と比べて、高いのが特徴です。信頼関係を構築し続けることができれば、リピーターになる確率も高いです。
最後のクロージングの部分では、最終的な決断を後押しするために、期間限定にしたり、販売数を限定させることで付加価値を与えることができます。また、安心して購入できるように、全額返金保証等のオプションを加えると、さらに成約率(購買率)は高まるでしょう。
DRMとLINE公式アカウントの相性
メルマガとの違い
セールスしたい場合、メルマガでは売りたい商品以外にも関連商品についての情報であったり、レビューの一部など、情報を多岐にわたって伝えることができます。LINE公式アカウントは、画像や動画を使って視覚的に情報を伝えることで、訴求力が高い配信となるでしょう。
ステップ配信できる
友だち追加したユーザーに対して、あらかじめ用意しておいた内容・タイミング・期間でメッセージを自動配信できる機能です。友だち追加した経路に応じて、追加してからの日数やユーザーの属性情報にあわせてメッセージ配信を設定しておくことができます。
顧客に合った配信ができる
メルマガと異なるポイントとして、ターゲット別に配信をすることができます。拡張ツールを使えば、一対一のやりとりと全体への配信を使い分けることもできますよ。また興味・関心度が高いユーザーに絞り込み、配信をすることでブロック率を大幅に下げることができます。自分には関係ないと思われないように、属性で分けたり、タグ付け配信をするように工夫していきましょう。
参考:LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) 絞り込み配信についてマニュアル|LINE for Business
LINE公式アカウントを活用して成約率を高めよう
いかがでしたか?DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)は、個人事業から大手まで幅広く使えるマーケティング手法です。成約率をさらに高めるためにも、LINE公式アカウントを導入して、成約率をさらに高めましょう!
メルマガとLINE公式アカウントを比較したコラムはこちらをクリックしてくださいね。