リッチメニューを絶対に使った方がいい理由
LINE公式を運用していく上で、見落としがちな機能の一つが「リッチメニュー」です。
便利な機能にも関わらず、設定が難しそうなイメージから、機能を使うのを躊躇してしまっている方も少なくないのではないでしょうか。
そこでこの記事では、LINE公式でマーケティングを行う上で重要な機能の一つ、「リッチメニュー」について詳しくご紹介いたします。
リッチメニューって何?
リッチメニューとは、下記画像のようにLINEのトーク画面下部に固定で表示されるメニュー機能です。
弊社が運用しているこちらのアカウントでは、資料請求のアクションボタン画像を大きく目立たせることで、一番誘導したいアクション先へ誘導を促しています。
【LINEクーポン】
こちらは一枚絵で表現したリッチメニューです。トーク画面の下部に占有するリッチメニューはメッセージのように流れることなく視覚的に訴求できるため、クーポンや新商品情報などの重要な情報を設定してアピールすることも効果的です。
【株式会社Nature Innovation GroupFLEXA】
傘のシェアリングサービス「アイカサ」は、アイカサのLINE公式アカウントを友だち追加するだけでユーザー登録が完了し、サービスを利用することができます。トーク画面に設定されたリッチメニューでは、サービスの利用開始や傘を借りることができるスポットの確認、お問い合わせを表示しています。
リッチメニューを設定するメリットとは?
見たり聞いたりしたことはあっても、実際にどんなメリットがあるのか知らないと、なかなか作成まで取り掛かる気にはなれないですよね。
そこで、リッチメニューを設定した方がいい理由、設定するメリットについていくつかご紹介いたします。
【メリット1】誘導ボタンのクリック率が高い
トーク画面の3分の1以上を占めるリッチメニューは、表示されているだけで非常に目立つため、
クリック率も高いです。
ホームページや予約ページ、メンバーカード等の誘導を促したいアクション先を設定するのに、とても効果的です。
ただし、アカウントを開いた際に、リッチメニューが常に表示されるには、
メニューのデフォルト設定で「常に表示する」を選択している必要があるので、注意してください。
【メリット2】メッセージ通数を消費せずに情報を伝えることができる
キャンペーン情報やSALE情報など、常日頃一番伝えたいメッセージは変わっていくかと思います。
また、こまめに最新情報の配信を心がけているアカウントほど、
通数がかさんでしまうと言う悩みを抱えているのではないでしょうか。
そんな時にとっても役に立つのがリッチメニューです。
画像の変更回数に縛りがない他、設定できる画像は自由なので、ユーザーにとって効果的な訴求が、
通数を消費することなく可能になります。
【メリット3】無料で使用できる。
先にも述べましたが、リッチメニューは無料で利用できる機能です。
設定する画像も好きなものが選択でき、変更回数に縛りもないため、
機能を使用する上で追加料金がかかることは基本的にはありません。
アカウントの種類や料金プランに関わらず利用できるので、活用していかない手はないですよね。
リッチメニューに表示する画像の選び方
リッチメニューを設定する際には、まず分割方法を決めてリッチメニューの画像を作成する必要があります。
分割方法や画像によって、その後設定できるアクション選択なども異なってくるため、
しっかりと完成後のイメージをした上で設定することが重要です。
【リッチメニュー画像分割方法一覧】
リッチメニューに設置できるアクションの種類
リッチメニューには、画像をタップした後のアクションを設定することができます。
どんなアクションの種類があるのをご紹介いたします。
■リンク
WEBサイトのURLを設定することができます。リッチメニュータップ後は、LINEのトーク画面からリンク先のWEBサイトへ遷移します。
■クーポン
ライン公式のクーポンを表示させることができます。
※表示させるクーポンはリッチメニュー設定前にあらかじめ作成しておく必要があります。
■テキスト
自由に好きなテキストを設定することができます。タップすると同時に設定したメッセージがタップしたユーザー側から送信されます。
■ショップカード
LINE公式のショップカードを表示させることができます。
※表示させるショップカードはリッチメニュー設定前にあらかじめ作成しておく必要があります。
■設定しない
画像表示のみの希望で、特にタップ後のアクションを設定する必要がない場合でも、アクション選択で「設定しない」を選択する必要がありますのでご注意ください。
これらのアクション設定とリッチメニュー画像を多彩に組み合わせることで、ユーザーへのアクションを効率的に誘導することが可能になるのです。
まとめ
いかがでしたか?
一番誘導したいアクション先を目立たせたり、用途によってしっかり表示設定を考える必要がありますが、視覚だけでお客さんに訴求できるのは使わなきゃ損な機能ですよね!
ぜひ活用してみてください♪